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NPO法人POPOLO
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2011年05月12日

東日本大震災 ボランティア報告 その⑥

今回、初めてPOPOLOの活動に参加させていただきました山田と申します。

震災発生後からずっと自分にも何かできることがないかと、
募金やチャリティイベントなどには参加させていただいていましたが、
今回、POPOLPのメンバーが、現地に茶器などの物資を届けるのと同時に、
被災地の避難所で静岡茶をふるまうために訪問するということで、
同乗させていただきました。

活動日程などは、他のスタッフの方のブログにもありますので、
省略させていただきますが、
私自身は栗原市でのNPO法人あづまーれさんのお手伝いで、各地から支援物資を送
っていただいた方にお礼状を送るため、届いた送付状を整理し、宛名書きをさせてもらいました。

伝票整理をしていて気付いたのですが、
救援物資は関西から届いているものが多く目立ちました。
大きな災害を経験したことのある方々だからこそ、
今回の震災の被害者の気持ちが痛いほどわかるのだと思います。
日本人の助け合いの精神に、心から敬意を表したいです。

また、あずまーれのスタッフの皆様も、本当にあたたかく私たちを迎え入れてく
ださり、私たちの宿や帰りの道のりまでお気遣いいただき、
人と人とのつながりをとても深く感じられました。

4日は、気仙沼に移動し、避難所生活を送られている方々に静岡茶をふるまわせて
いただきました。

移動の途中で、津波で被害を受けた場所を通りましたが、
テレビで見る画像と実際に自分の目で見る光景はかなり違い、本当に言葉も出な
い、というのが正直な感想です。

海から車で数分走れば、そこにはのどかな田園や山々の風景がありますが、
津波の襲った場所は、木々が倒れ、山の中腹まで大きな船が流され、
生活していた跡が何もなく、
そこにはただただ人々の生活の営みが形を変えて散乱しているばかりでした。


私たちは、既に普段のいつもと変わりのない生活に戻っています。
でも被災された方々は、いつ以前の生活に戻れるのかわからない、
先の見えない生活を送っています。

今回の支援も含め、私自身も今後もできる限りの協力をしていきたいと思うのと同時に、
静岡は、自分たちがいつ被災者になってもおかしくない状態だと言われ続けているので、
どんなに小さな知識でも、自分のものになるように身につけていかなければもったいないと思います。

今回、飛び入りの私を快く受け入れてくださったPOPOLOの鈴木さんをはじめ、
スタッフ皆様に、心より感謝すると同時に、今後、私自身もこの活動をずっと応
援し続けたいと思っています。

初めは、自己満足かもしれない活動も、続けることできっと何かを得られるはず。
一人一人ができることを積み重ねることで、
少しでも今の状況をいい方向に変えられたら、と願っています。


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Posted by NPO法人POPOLO at 10:00│Comments(0)東日本大震災
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