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NPO法人POPOLO
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2011年09月18日

紀宝町災害ボランティアのご報告

こんにちは、山田です。

先週末、代表の鈴木さんと共に、台風12号の被害を受けた三重県の紀宝町に
災害ボランティアと物資の提供のために行ってきましたので、ご報告いたします。

私は、水害のボランティアは初めての経験でしたが、現地は想像していたよりも被害が大きく、
まだまだ人手が足りない状態でした。

水害は時間の勝負だそうですが、すでに豪雨の被害から1週間近くがたっており、
泥はカピカピ、ごみは炎天下の暑さで異臭を放ち、以前の生活を取り戻している、とは言い難い状態でした。

ほとんどのお宅で、水に浸かって使用できなくなった家財や畳やらを、
指定の収集場所に搬出する作業が終わっておらず、また、その後の掃除などに追われているようで、
まだまだボランティアのニーズは出てきそうです。

紀宝町災害ボランティアのご報告

紀宝町は、9日ごろまで断水が続いており、10日にようやく水道から水が出るようになったようでしたが、
飲み水としては使用できないとのことで、まだまだ不自由を強いられていました。

今回お世話になった紀宝町は、川の堤防の決壊により町が水浸しになったようで、
私がお手伝いさせていただいたお宅は、床上浸水している場所だったのですが、
紀宝町から車で30分ほど移動した、和歌山県の那智勝浦は、さらに浸水がひどく、
コンビニやガソリンスタンドが、お店の形は残っていても、営業ができず廃墟となってしまっていました。
その街の様子は、東北の津波被害を思い出させるほどのものがありました。

紀宝町災害ボランティアのご報告

また、実際に現場を見に行くことはできませんでしたが、少し山のほうに行くと、
土砂崩れで道路が封鎖されている状態のようです。

今後、県外からのボランティアを受け入れる県や自治体も増えることと思われますし、
私は私で責任もって、今の現状を伝えていきたいと思います。

また、時間があれば、また現地へお手伝いにうかがいたいとも思っています。
みなさんも、街角などで募金の呼びかけをしていたら、ぜひご協力ください。

静岡は、東海地震の時に、他県の方々に助けてもらわなければなりません。
その時に、快く助けてくれるかは、今の、私たちの行動次第だと思っています。

何からやればいいのかわからない、何をしたらいいのかわからない。
私も今まではそんな思いを抱く一人でした。
でも、動き出さなければ何も変わらない、動き出せば何かが変わる、ということを
今年の被災地への訪問でとてもよく勉強になりました。


Posted by NPO法人POPOLO at 01:15│Comments(0)
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