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NPO法人POPOLO
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2020年04月06日

雇用保険の手当について

富士POPOLOで仕事をしていると
事務所をノックする音が。
ドアを開けるとそこにはBさんが立っていて
「ご心配をおかけしましたが、仕事が決まって退去することになりました!」

さて、Bさんですが・・・
直前の会社を自己都合で退職しており
雇用保険の「基本手当」が支給されるのは3か月後からという状況。
そんなこともあり、就職活動にはどこか消極的なところがありました。


しかしPOPOLOハウスの入居期間は原則「3か月」
受給制限期間の経過を待っている余裕はありません。
我々としては、ハローワークの手続きを速やかに行い
待期期間の1週間経過後は、一刻も早い就職を勧めました。

早い就職を勧めるのには入居期間の他にもう一つ、理由があります。
それは「再就職手当」という
早期に再就職を果たした失業者に対する
祝い金の制度があるからです。

この手当は、祝い金なので当然ですが
新しい職場の給与とは別に一時金として支給されます。
アパート契約を目指すPOPOLOハウス入居者にとって
このお金は本当に頼りになるものです。

さらに、再就職手当を受けた後、半年働き
その半年の新しい職場の給与が
前の職場の給与を下回ってしまった場合
「就業促進定着手当」が受けられます。


※画像がなくて寂しいので、とりあえず楽しそうな画像を挿入しました。本文とは特に関係ありません。




まとめとしては・・・

会社都合での離職の場合は別として
3か月の受給制限があるときに
雇用保険の基本手当を「待つ」より
すぐに就職を決めて次の手当を「狙う」方がはるかにお得
なのですね!ということです。

Bさんには
この2つの手当を説明し
「待つ」パターンと、「狙う」パターンの収入の推移をシミュレーションし
目に見える数値として示しました。

不安や愚痴を口にすることが多かったBさんでしたが
得られる金額を具体的に知ることで、3か月を前に、きっちりと結果を出すことができました。
これはゴールでなく、スタートなのですが
今日は嬉しいので、とりあえず一緒に喜んでおきました。


【注意】
「再就職手当」、「就業促進定着手当」の受給にあたっては
事細かな条件がありますので
ハローワークのホームページにて、ご確認ください。


  

Posted by NPO法人POPOLO at 22:56Comments(0)富士POPOLOハウス望月