2021年05月29日
〇〇いってさー、だもんで、あの食べ物おいしらー
POPOLOハウスに入居する方々は、静岡県の12の市から依頼で入居されます。
各人のご出身は様々で、北は北海道から南は沖縄まで出身の方々がこれまでおりました。
これを書いている私もそう。静岡出身ではなく、横浜・・・というと横浜は都道府県ではない!!と怒られるので
最近は神奈川出身と言っています。
こちらでお仕事するようになって、神奈川県と静岡県は隣ですが、
言葉の違いを感じることがありました。
Aさん : 昨日区役所行ってさー、手続きしたさー
私・・・「さー」って普通語尾じゃなくて、語幹につけるものじゃないのかな
さー、あそこ行こう。さー、これやろう。とか。
Bさん : この手続きしました。だもんで、次はこれをやろうと。
私・・・だもんで?da monde?フランス語?ブルボンさんのお菓子はル・マンドか。
Cさん : この食べ物、おいしいら?
私・・・ら? らってあんまり使わない言葉。”ら”も語尾じゃなくて、普通語幹につけるものでは??
ラッパ、ランドセル、ライオン、あとラ・ラ・ランド・・・
静岡出身の方々にお伺いすると
〇〇さー → 特に意味はない
だもんで → ”それで”という意味
〇〇らー → ”そうでしょ”という意味で、同意を求めるときに使う
だそうです。
なるほど。言葉って面白いもんですね。
今度、いま入居されている方の出身の言葉も聞いてみようと思います。
(T)
各人のご出身は様々で、北は北海道から南は沖縄まで出身の方々がこれまでおりました。
これを書いている私もそう。静岡出身ではなく、横浜・・・というと横浜は都道府県ではない!!と怒られるので
最近は神奈川出身と言っています。
こちらでお仕事するようになって、神奈川県と静岡県は隣ですが、
言葉の違いを感じることがありました。
Aさん : 昨日区役所行ってさー、手続きしたさー
私・・・「さー」って普通語尾じゃなくて、語幹につけるものじゃないのかな
さー、あそこ行こう。さー、これやろう。とか。
Bさん : この手続きしました。だもんで、次はこれをやろうと。
私・・・だもんで?da monde?フランス語?ブルボンさんのお菓子はル・マンドか。
Cさん : この食べ物、おいしいら?
私・・・ら? らってあんまり使わない言葉。”ら”も語尾じゃなくて、普通語幹につけるものでは??
ラッパ、ランドセル、ライオン、あとラ・ラ・ランド・・・
静岡出身の方々にお伺いすると
〇〇さー → 特に意味はない
だもんで → ”それで”という意味
〇〇らー → ”そうでしょ”という意味で、同意を求めるときに使う
だそうです。
なるほど。言葉って面白いもんですね。
今度、いま入居されている方の出身の言葉も聞いてみようと思います。
(T)
2021年05月16日
お金を管理するということ
一時生活支援事業を提供しているPOPOLOハウスでは、入居されている方々に日々「現金出納帳」をつけてお金の見える化を図ってもらっています。いま手持ちにいくらあるのか、口座にいくら残っているか、そしていつ、何に、いくら使ったのか・・・その瞬間瞬間では何にいくら使っていて残りいくらか分かるにせよ、多くの人はすぐ忘れてしまいます。
今後自立して一人で生活していくのにあたり、もちろんお金の管理は非常に大切。働いて、お金を稼いで、家賃・食費などにお金を使い、残りは貯蓄に回すというのが理想でありますが、まずは何にいくら使っていていくら残っているか、見える化しないと貯蓄することにつながらない。まずお金を管理する習慣をつけてもらっている状況です。
お金の管理に関して過去入居者の方々からこんなコメントをもらったことがあります。
Aさん(入居しているときのコメント)
過去、様々な方に支援いただき、お金の管理もやってもらったことがあるのですが、その時は1か月に何にいくら使っているのか自分自身よくわかりませんでした。いま「現金出納帳」を毎日書いて報告すると、1日平均どのくらい使っているのかとか、どんなものに無駄使いしているのかがわかるようになりました。
Bさん(退去した後のコメント)
POPOLOハウス退去した後も、「現金出納帳」を継続しています。誰かに言われてやらされているのではなく、お金の管理が得意ではないと思っているので、自分の安心のために「現金出納帳」をやり続けています。
こうして振り返ってみると、お金を管理するということは、自立することにつながるものだと改めて感じた次第です。
(写真は現金出納帳のサンプルで、架空の内容を記入したものです)

今後自立して一人で生活していくのにあたり、もちろんお金の管理は非常に大切。働いて、お金を稼いで、家賃・食費などにお金を使い、残りは貯蓄に回すというのが理想でありますが、まずは何にいくら使っていていくら残っているか、見える化しないと貯蓄することにつながらない。まずお金を管理する習慣をつけてもらっている状況です。
お金の管理に関して過去入居者の方々からこんなコメントをもらったことがあります。
Aさん(入居しているときのコメント)
過去、様々な方に支援いただき、お金の管理もやってもらったことがあるのですが、その時は1か月に何にいくら使っているのか自分自身よくわかりませんでした。いま「現金出納帳」を毎日書いて報告すると、1日平均どのくらい使っているのかとか、どんなものに無駄使いしているのかがわかるようになりました。
Bさん(退去した後のコメント)
POPOLOハウス退去した後も、「現金出納帳」を継続しています。誰かに言われてやらされているのではなく、お金の管理が得意ではないと思っているので、自分の安心のために「現金出納帳」をやり続けています。
こうして振り返ってみると、お金を管理するということは、自立することにつながるものだと改めて感じた次第です。
(写真は現金出納帳のサンプルで、架空の内容を記入したものです)

2021年05月05日
ノマドランド
映画見てきました。ノマドランド。
今年のアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞。
リーマンショック以降に家を手放さざるをえなくなり、車上生活することになった人々にフォーカスをあてた作品。
ストーリーの起伏はさほどなく映画というよりはドキュメンタリーに近く、
実際出演者の多くはノマド(車上生活している人)が本名で出演しているそう。
明確なメッセージや結論は伝えてないんだけど、ふと気づくと見てる側がいろいろ考えてしまう類の映画でした。
何よりアメリカの山々が連なる広大な光景と、それにかぶせるピアノを中心とした音楽が心地よく、
初めてノマドの人々に会いに行くシーンや、仲間と別れて一人になったシーンなど、セリフはなくても映像と音楽が
登場人物の気持ちを十分伝えてくれていました。
ストーリーもさることながら、ぜひその映像と音楽を確認に、機会があれば見に行って欲しい映画です。 (TH)
今年のアカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞。
リーマンショック以降に家を手放さざるをえなくなり、車上生活することになった人々にフォーカスをあてた作品。
ストーリーの起伏はさほどなく映画というよりはドキュメンタリーに近く、
実際出演者の多くはノマド(車上生活している人)が本名で出演しているそう。
明確なメッセージや結論は伝えてないんだけど、ふと気づくと見てる側がいろいろ考えてしまう類の映画でした。
何よりアメリカの山々が連なる広大な光景と、それにかぶせるピアノを中心とした音楽が心地よく、
初めてノマドの人々に会いに行くシーンや、仲間と別れて一人になったシーンなど、セリフはなくても映像と音楽が
登場人物の気持ちを十分伝えてくれていました。
ストーリーもさることながら、ぜひその映像と音楽を確認に、機会があれば見に行って欲しい映画です。 (TH)