2020年06月19日
総会議案書をまとめております・・・が

いつの間にか梅雨入りしておりまして
つまり定時総会が近くなっているわけで
議案書を作成するため
各種データをまとめているところです。
が、昨年度の富士POPOLOハウスの就労・自立率が
なんと40%まで落ち込んでしまいました。
POPOLOでいうところの就労・自立率とは
就労と住居を両方決められた人のことです。
生活保護の受給による住居決定や
施設入所、年金での住居契約というケースも当てはまらないという
少し厳しい数値にはなりますが
一時生活支援事業へ移行した初年度は、実は72%もあったんですね。
「方針に基づき支援できているか」
「本人がきちんと納得したうえ、選択できているか」
「次に困ったときに適切に相談・対処できるようになったか」
支援事業はそういった「中身」が大切だとは思います。
しかし事業として行う以上
「数値」は効果を示す一つの指標であり
私たちの活動を皆様に説明するためにも
重要な事項ではあります。
数値の低下の原因としては
「困窮状態が重篤化・複雑化」
「生活保護前提での利用」
といったケースが増加したためと考えられます。
それに加え
新型コロナウイルスの感染拡大・緊急事態宣言により
企業が採用を控えるといった事態に陥り
実は、今年度も非常に厳しい立ち上がりになっております。
とはいえ、緊急事態宣言が解除されたことにより
苦戦をしていた入居者の人達も
「就職や住居が決まった!」という、明るい報告が
少しずつではありますが、聞けるようになりました。
今後とも、「数値」も「中身」も
両方を意識することで
より充実した支援を目指していきます!!
・・・ということで、まずは定時総会に向けて、頑張ります。