2020年08月08日
子ども応援プロジェクト4年目!
島田市で行っている「子ども応援プロジェクト」も早4年目。
今年度からは「しまだ子ども食糧支援事業」と名を変え
島田市の事業となりましたが、POPOLOも変わらず関わらせていただいております。
社会福祉協議会の職員さんと共に、本日は珍しく私が担当です(笑)
事業の概要としては
島田市内の子育て世帯が対象です。
給食がなくなり食費がかさむであろう夏休みの時期に
希望した世帯にフードバンク支援を行う、というものです。
「困ったときはまずは相談窓口へ」
私たちはそれこそ口を酸っぱくして言っておりますが
そもそもどこに相談に行ったらいいか分からない
あまり相談をしたくないという人もいると思います。
もちろん、何もなければ自分だけでやっていけるでしょう。
しかし、今回のコロナウイルス感染拡大のように
何が起こるか分からないし、誰が生活に困るか分からないのが、今の世の中です。
「備え」という意味でも、公的機関とつながっておくということは、重要なことだと思います。

食品は「命の基」です。
ご飯を食べなければ意欲もわきませんし
お子さんの成長にも悪影響がでることもあるでしょう。
この事業において食料支援ということも、もちろん大事な一面ではあります。
「いざというときの相談先を知っておく」
「いざというときのために繋がっておく」
人間関係をつないでおくためのツール
むしろこちらの目的をメインとし、いただいた食品は大切に活用せていただきます。
今年度からは「しまだ子ども食糧支援事業」と名を変え
島田市の事業となりましたが、POPOLOも変わらず関わらせていただいております。
社会福祉協議会の職員さんと共に、本日は
事業の概要としては
島田市内の子育て世帯が対象です。
給食がなくなり食費がかさむであろう夏休みの時期に
希望した世帯にフードバンク支援を行う、というものです。
「困ったときはまずは相談窓口へ」
私たちはそれこそ口を酸っぱくして言っておりますが
そもそもどこに相談に行ったらいいか分からない
あまり相談をしたくないという人もいると思います。
もちろん、何もなければ自分だけでやっていけるでしょう。
しかし、今回のコロナウイルス感染拡大のように
何が起こるか分からないし、誰が生活に困るか分からないのが、今の世の中です。
「備え」という意味でも、公的機関とつながっておくということは、重要なことだと思います。

食品は「命の基」です。
ご飯を食べなければ意欲もわきませんし
お子さんの成長にも悪影響がでることもあるでしょう。
この事業において食料支援ということも、もちろん大事な一面ではあります。
「いざというときの相談先を知っておく」
「いざというときのために繋がっておく」
人間関係をつないでおくためのツール
むしろこちらの目的をメインとし、いただいた食品は大切に活用せていただきます。
2020年06月22日
食料配布事業
「赤い羽根」新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン
の助成を受け
食料配布事業を行っています。
新型コロナ感染拡大に伴い、生活に困る方が増加しています。
迅速に支援が行き渡るように
①必要に応じて冷凍品・生鮮品の購入・配布
②緊急時であることを勘案した食品の直接配達
としつつも
困窮の窓口との連携、他団体との連携は可能な限り行い
「単なる食料支援のみに留めず、困りごとの根本的な解決を目指す」
という基本的な考え方は変わらない事業形態としています。
事業はすでに始まっておりますが
所感としては
メール相談を入口とした食料支援の要請が増えているように感じます。
この事業が有用なものとなるようにしていきたいと思います!

の助成を受け
食料配布事業を行っています。
新型コロナ感染拡大に伴い、生活に困る方が増加しています。
迅速に支援が行き渡るように
①必要に応じて冷凍品・生鮮品の購入・配布
②緊急時であることを勘案した食品の直接配達
としつつも
困窮の窓口との連携、他団体との連携は可能な限り行い
「単なる食料支援のみに留めず、困りごとの根本的な解決を目指す」
という基本的な考え方は変わらない事業形態としています。
事業はすでに始まっておりますが
所感としては
メール相談を入口とした食料支援の要請が増えているように感じます。
この事業が有用なものとなるようにしていきたいと思います!

2020年06月05日
異常事態
こ、これは・・・

フードバンクふじのくに事務局業務
「コロナ対策事業部」からのご報告でございます。
5月の発送個数が1,000件超えですと・・・
ここまでになるとは、正直予想外でしたね。
事業開始からの実績です。
(令和2年3月23日~5月31日現在・70日間)
①提供件数等 1,314件(1,290世帯)・3,383人
②食品提供量 約14.6トン
傾向としては
ひとり親世帯 283世帯(約22%)
未成年 1,148人 (約34%)
※若年層、外国籍の方からの依頼も増えております。
この事業は宮ヶ崎の事務所で行っておりますが
実は同時並行という形で
通常のフードバンク業務も行っており
そちらは移転先のシズウエルにて行っております。
その通常業務の数値を合わせると
5月の依頼件数は通常の4~5倍ほどのペース
そして、この2ヶ月で通常の半年分の依頼件数に達してしまいました。
もうなんというか、「こりゃあ大変だ・・・」という言葉しか出てこないですね
この事業は静岡県共同募金会の助成を受けて実施しております。
皆様のご寄付・ご寄贈が頼りでございます。
詳細はこちらをご覧ください!!
よろしくお願い致します。

フードバンクふじのくに事務局業務
「コロナ対策事業部」からのご報告でございます。
5月の発送個数が1,000件超えですと・・・
ここまでになるとは、正直予想外でしたね。
事業開始からの実績です。
(令和2年3月23日~5月31日現在・70日間)
①提供件数等 1,314件(1,290世帯)・3,383人
②食品提供量 約14.6トン
傾向としては
ひとり親世帯 283世帯(約22%)
未成年 1,148人 (約34%)
※若年層、外国籍の方からの依頼も増えております。
この事業は宮ヶ崎の事務所で行っておりますが
実は同時並行という形で
通常のフードバンク業務も行っており
そちらは移転先のシズウエルにて行っております。
その通常業務の数値を合わせると
5月の依頼件数は通常の4~5倍ほどのペース
そして、この2ヶ月で通常の半年分の依頼件数に達してしまいました。
もうなんというか、「こりゃあ大変だ・・・」という言葉しか出てこないですね
この事業は静岡県共同募金会の助成を受けて実施しております。
皆様のご寄付・ご寄贈が頼りでございます。
詳細はこちらをご覧ください!!
よろしくお願い致します。
2020年05月08日
最近、富士に行っていない・・・
こんばんは。
このところかかりきりとなっている
フードバンクふじのくに事務局「コロナ対策事業部」より
GWの出庫のご報告です。

みどりの日には64箱
子どもの日には53箱
合計117箱の出庫となりました。
5月に入ってからだと、162箱です。
スタッフやボランティアさんの協力を得て
なんとか依頼分の発送を終えることができ
ホッとした、のも束の間。
本日も、依頼が50件超
緊急事態宣言は延長し
先が見えない世の中となり
このフードバンクの依頼のラッシュにも終わりが見えません。
いったいどうなってしまうのでしょうか。
かの諸葛亮と並び評された龐統先生は、呉の孫権との面接にて
芸は「飯を食い、やがて死ぬ」
才は「ただ機に臨んで変に応じるのみ」
と答えています。
ある程度出たとこ勝負になることは覚悟しつつ
制度などの情報を集めて自己研鑚を行い
今できることをやるしかないのかな、と思います。
結果、龐統は不採用になりましたが
「心を亡くす」と書いて忙しいと読むそうです。
あまりの依頼数に、どうしても効率を優先せざるを得ない状況ですが
皆様からいただき、我々が作成した食品セットで、困った方に少しでも元気をお届けできるように、という
原点を忘れないようにしたいです。
そんなPOPOLOで働いてみませんか?と
諸葛亮先生も仰っていますので
どうかこちらのページもご覧くださいませ。
よろしくお願いします。
このところかかりきりとなっている
フードバンクふじのくに事務局「コロナ対策事業部」より
GWの出庫のご報告です。

みどりの日には64箱
子どもの日には53箱
合計117箱の出庫となりました。
5月に入ってからだと、162箱です。
スタッフやボランティアさんの協力を得て
なんとか依頼分の発送を終えることができ
ホッとした、のも束の間。
本日も、依頼が50件超
緊急事態宣言は延長し
先が見えない世の中となり
このフードバンクの依頼のラッシュにも終わりが見えません。
いったいどうなってしまうのでしょうか。
かの諸葛亮と並び評された龐統先生は、呉の孫権との面接にて
芸は「飯を食い、やがて死ぬ」
才は「ただ機に臨んで変に応じるのみ」
と答えています。
ある程度出たとこ勝負になることは覚悟しつつ
制度などの情報を集めて自己研鑚を行い
今できることをやるしかないのかな、と思います。
「心を亡くす」と書いて忙しいと読むそうです。
あまりの依頼数に、どうしても効率を優先せざるを得ない状況ですが
皆様からいただき、我々が作成した食品セットで、困った方に少しでも元気をお届けできるように、という
原点を忘れないようにしたいです。
そんなPOPOLOで働いてみませんか?と
諸葛亮先生も仰っていますので
どうかこちらのページもご覧くださいませ。
よろしくお願いします。
2020年05月02日
GW明けに向けて

こちらでも書かせてもらいましたが
本日はフードバンクふじのくに事務局業務で
アルファ米を受け取りに
富士宮市まで行ってまいりました。
コロナ対策事業による県内窓口からの食料支援依頼の激増
それに伴う食品(特にお米)の不足
SOSを聞きつけた富士宮市のありがたい寄贈の申し出
我々のわがままを聞き、お忙しい中、対応してくださった危機管理課の担当者。
私の心は、この写真のようにとても晴れやかでした。
(富士山をバックにフードバンクふじのくにとあすたすの車が並んでいるところもイイですよね!
分かりにくいですが実は3台並んでいます)
本当にありがとうございました!
と、その一方で・・・
かなりの課題を感じた一日だったということも事実でありました。
それはもはや慢性的となっている「人」の課題
ちょうどGWに入りますし
総会に向けて、という意味でも
ゆっくりと考えるための良い時間ができるなぁ、と思ったのですが
どうやらGW明けのコロナ対策のフードバンク依頼が100件を超えているようです(汗)
まあ、その想定もあって今日の受け取りを設定していただいたということもあります。
私自身、土日といただいたお休みでしっかりと体を休め
4日、5日と「みんな」と力を合わせ
依頼に応えるための食品セット作り、頑張っていきたいと思います!!
【追記】
就労移行・就労継続支援B型事業所の「あすたす」ですが
現在は静岡市からの通所自粛の要請を受け、原則休止、必要に応じて時短営業です。
本日は職員のみの参加でした。
【追記】
相談業務および
POPOLOハウス業務につきましては
当然ながらGW中も営業中です。
2020年04月27日
フードバンクの日々
先週末はフードバンクふじのくに事務局業務ということで
「赤い羽根」コロナ対策事業に従事しており
食品セットの作成と同時進行で
給食センターよりいただいたレンコンなどの振り分けをすべく格闘していたわけですが

事務局長の的確な指示に従い
送り状を書いては貼り
送り状を書いては貼り・・・
いざ業者さんに集荷をお願いしたら「多すぎて入りません」と非情な宣告。
しようがないので
荷物を保冷車に積んで営業所へ
営業所でも、やはり「荷物が多い」と
大騒ぎでした・・・
疲れ果てて事務所に帰って報告しようとすると
事務局長はスカイプで打ち合わせ中
全国フードバンク推進協議会の皆様と
とても真面目に議論をされておりました。
なんだかよく分からないのですが、シャクに障ったので
邪魔をしてやろうと
頭の中をぐるぐる回っていたマッドハニーというバンドのヒア・カムズ・シックネスという曲を
大音量で流してやろうと用意していたのですが
・・・大人気ないので、さすがにやめておきました。
せめて、この場で皆さまと共有したい、という思いで
動画を貼り付けようとしましたが
このところ「ブログふざけすぎ」と事務局長からお叱りを受けているのでそれも自粛
ただでさえコロナの影響で自粛しているのに
ここでもまた自粛しろというのか、と嫌になってしまいますが
やはり、ここでこそ声を大にして歌いたいのです。
「レンコン好きですっ!」と
とりあえず長くなりそうだったので、事務局長は置いて帰宅しました(笑)。
【注意】
・気になる方は検索してみてください
・あと私と事務局長は仲が悪いわけではありません良いわけでもありませんが
・タイトルは某バンドの名曲から拝借しています。口ずさみながらお読みください(語呂は良くないですけど)。
「赤い羽根」コロナ対策事業に従事しており
食品セットの作成と同時進行で
給食センターよりいただいたレンコンなどの振り分けをすべく格闘していたわけですが

事務局長の的確な指示に従い
送り状を書いては貼り
送り状を書いては貼り・・・
いざ業者さんに集荷をお願いしたら「多すぎて入りません」と非情な宣告。
しようがないので
荷物を保冷車に積んで営業所へ
営業所でも、やはり「荷物が多い」と
大騒ぎでした・・・
疲れ果てて事務所に帰って報告しようとすると
事務局長はスカイプで打ち合わせ中
全国フードバンク推進協議会の皆様と
とても真面目に議論をされておりました。
なんだかよく分からないのですが、シャクに障ったので
邪魔をしてやろうと
頭の中をぐるぐる回っていたマッドハニーというバンドのヒア・カムズ・シックネスという曲を
大音量で流してやろうと用意していたのですが
・・・大人気ないので、さすがにやめておきました。
せめて、この場で皆さまと共有したい、という思いで
動画を貼り付けようとしましたが
このところ「ブログふざけすぎ」と事務局長からお叱りを受けているのでそれも自粛
ただでさえコロナの影響で自粛しているのに
ここでもまた自粛しろというのか、と嫌になってしまいますが
やはり、ここでこそ声を大にして歌いたいのです。
「レンコン好きですっ!」と
とりあえず長くなりそうだったので、事務局長は置いて帰宅しました(笑)。
【注意】
・気になる方は検索してみてください
・あと私と事務局長は仲が悪いわけではありません
・タイトルは某バンドの名曲から拝借しています。口ずさみながらお読みください(語呂は良くないですけど)。
2020年04月19日
臨時休校中の子どもと家族を支えよう!
このたび
中央共同募金会が募集した
赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう」緊急支援活動助成事業
に応募し採択されました。
私たちは、この助成金を使わせていただき
期間限定ではありますが、通常のフードバンク食品に加え
休校により給食センターより寄贈された冷凍・冷蔵食品を使い
子育て世帯への食料支援を行いました。
期間中、対象となる方からの依頼54件に対し
670kgの食料支援を行うことができました。
皆様のご協力により、当事業ができたことにつきまして
この場をもってご報告とお礼を申し上げます。

中央共同募金会が募集した
赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう」緊急支援活動助成事業
に応募し採択されました。
私たちは、この助成金を使わせていただき
期間限定ではありますが、通常のフードバンク食品に加え
休校により給食センターより寄贈された冷凍・冷蔵食品を使い
子育て世帯への食料支援を行いました。
期間中、対象となる方からの依頼54件に対し
670kgの食料支援を行うことができました。
皆様のご協力により、当事業ができたことにつきまして
この場をもってご報告とお礼を申し上げます。

2020年04月03日
白いコッペパン

ファミリーマートで買える白いコッペパン
私は、2年くらい前に同じような商品にドはまりしていました。
この商品を見かけたときは、そりゃあもう喜びましたね!
さっそく以前のブログにでてきたAさんと味見
休憩中にですよ!
食べながらなら話も弾みます!
世間話だったり、今後の展望だったり。
話は弾むがやはり課題は多く、「どうしていこうか?」なんて思いながら
今週の就労体験も終わりました。
そして、事務所に戻ってから、こちらは仕事が山積み。
記録のまとめだったり、契約関係のものだったり、コロナ関係だったり。
コロナ関係といえば
数年ぶりにフードバンクの出庫作業をやりました。
最初は戸惑いましたが、やはり体は覚えているものですね!
ノリノリで仕事を・・・

現在進行形で!行っているわけですね。
さらに張り切り過ぎてスーツのズボンが破れるというハプニング
夜桜がキレイですなぁ・・・
(現実逃避)
2020年04月01日
年度越し
事務局を務めています、「フードバンクふじのくに」
コロナ対策事業と
シズウエルへの移転作業により
なんだかんだで、こんな時間

結果、望月・鈴木・金澤で年度越し。
昔はよくやった気がしましたが
久しぶりですね・・・
さて、2020年度。
大変な状況になってきましたが
POPOLO、フードバンクふじのくに共々
「困っている人を第一に」という軸足がぶれないよう頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします。
コロナ対策事業と
シズウエルへの移転作業により
なんだかんだで、こんな時間

結果、望月・鈴木・金澤で年度越し。
昔はよくやった気がしましたが
久しぶりですね・・・
さて、2020年度。
大変な状況になってきましたが
POPOLO、フードバンクふじのくに共々
「困っている人を第一に」という軸足がぶれないよう頑張ってまいります。
よろしくお願いいたします。
2020年02月25日
NHKスペシャルを見て(後編)
単純に思ったことを書きたい!というだけでも
なかなか時間がかかってしまうものですね。
ということで、すでに忘れられていないかと思いつつ
お待たせしました!後編です。
番組の中で、一般の方からの情報提供を受け
数ある車の中から、鈴木が「対象者を探す」というシーン
これが今、課題とされている
対象者が見え辛くなってきていることを象徴するシーンだと思います。
この時期になると
行政が開催する、ホームレスの自立支援の会議に
オブザーバーとしてお呼びがかかり
意見交換や活動報告をさせていただきます。
その会議の中で、全国で実施している
「ホームレスの実数調査」に関する報告があるのですが
そこの数値を見ると、確かに「いわゆるホームレス」(狭義のホームレスといったりします)
は減少傾向にあります。
しかし、その方たちの困りごとが本当になくなったのか?
というと、また別問題になります。
「ネットカフェ難民」やここで出てくる「車上生活」に移行し
「見え辛くなってしまった」だけなのではないか、と。
「POPOLOハウスの年間利用者数が減少傾向にない」
という事実も
一つの答えなのではないでしょうか。
下の画像は活動報告等をさせていただく際
使用するスライドの1ページです。

正解は「誰が困窮者か分からない」なのですが
外見だけでは本当に分からないことが多いです。
この問題は、何もホームレスの話だけではなく
生活困窮者支援全体として言える傾向となりつつあります。
この課題に対し、一斉に解決するような魔法の策はないと思います。
色々な人から情報提供を得て
地道に、一人ひとりと話をして、信頼関係を築きながら
声かけを行い、支援に繋いでいくしかないのではないでしょうか。
先ほど少し書いた行政の会議において
年々、関係機関の意識の高まりを感じることも事実です。
やはりNPOだけでできることには限りがあります。
関係機関を巻き込み、連携してより一層、効果的な事業を行っていきたいです。
なかなか時間がかかってしまうものですね。
ということで、
お待たせしました!後編です。
番組の中で、一般の方からの情報提供を受け
数ある車の中から、鈴木が「対象者を探す」というシーン
これが今、課題とされている
対象者が見え辛くなってきていることを象徴するシーンだと思います。
この時期になると
行政が開催する、ホームレスの自立支援の会議に
オブザーバーとしてお呼びがかかり
意見交換や活動報告をさせていただきます。
その会議の中で、全国で実施している
「ホームレスの実数調査」に関する報告があるのですが
そこの数値を見ると、確かに「いわゆるホームレス」(狭義のホームレスといったりします)
は減少傾向にあります。
しかし、その方たちの困りごとが本当になくなったのか?
というと、また別問題になります。
「ネットカフェ難民」やここで出てくる「車上生活」に移行し
「見え辛くなってしまった」だけなのではないか、と。
「POPOLOハウスの年間利用者数が減少傾向にない」
という事実も
一つの答えなのではないでしょうか。
下の画像は活動報告等をさせていただく際
使用するスライドの1ページです。

正解は「誰が困窮者か分からない」なのですが
外見だけでは本当に分からないことが多いです。
この問題は、何もホームレスの話だけではなく
生活困窮者支援全体として言える傾向となりつつあります。
この課題に対し、一斉に解決するような魔法の策はないと思います。
色々な人から情報提供を得て
地道に、一人ひとりと話をして、信頼関係を築きながら
声かけを行い、支援に繋いでいくしかないのではないでしょうか。
先ほど少し書いた行政の会議において
年々、関係機関の意識の高まりを感じることも事実です。
やはりNPOだけでできることには限りがあります。
関係機関を巻き込み、連携してより一層、効果的な事業を行っていきたいです。